ボルオのブログ

観葉植物との日々

【イベントレポート】世界らん展とBali-An温室解放イベントに行ってきました

気付けば2月も終盤。今年始まってまだ一回もブログの更新ができていませんでした。

ありがたい事にこんな更新頻度の低いブログでも意外と毎日誰かしらが見てくださっているようで、折角なら最低でも月1回は投稿したいところです。

というわけで、2月に行ったイベントレポを二発いきたいと思います。

 

【世界らん展】

言わずと知れた東京ドームシティプリズムホールで開催される年に一度のイベントです。

 

今年はMUNDIFLORAやEcuageneraなどいつもの海外勢も参戦するので気合が入ります。

僕が行ったのは四日目の土曜日で既に海外業者は全品半額セールを始めたりと、既に嵐は過ぎ去った後のようでブースもサンシャインらん展と比較するとこじんまりとしていた事に加え、人もまばらだったのでストレスなく掘ることができました。

感覚としては渋めの良いところはもう出切ってしまったけど、定番どころは普通にまだ状態悪くなっていない個体がそれなりに残っている印象でした。

しかも強烈な値引きもあるので、とりあえず失敗してもいいから買っとくかみたいなノリでいけちゃう感じです。

結局なんだかんでまだ持っていなかったクリスタリナムとパリディフロラムを両方5,000円を切る価格で購入しました。安すぎだろ。

 

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根もすぐ動き始めて、良い株を引けました。

ちなみに年始のサンシャインらん展で買ったパピリラミナムは即死して全て葉を落としてしまったので現在ラボで養生中です。

まあまあ高かったので、もうアンスやめようかなと思うくらい凹んでましたが喉元過ぎればなんとやら。養生の経過はまたブログにしていければと思います。(復活すればですが)

 

ついでにエラトステマ・サルビニオイデスも購入。以前失敗してしまった品種なのですが、この奇妙な見た目がどうしても忘れならなくて、再チャレンジです。

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そして、なんと今回はひょんなきっかけから植物YouTuberのアノヒノエンゲイのヨースケさんと、LIFE IN PLANTSのハヤトさんの3人で行くことになり、未熟者ながら会場をアテンドする形になりました。

2人がほいほいとアンスを買う様子を見ていると、自分が買ったわけでもないのに満足感を味わえるという不思議な現象が起きたのでした。

 

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今回の模様はYouTubeで公開されているので、是非チェックしてみて下さい!

youtu.be

 

【Bali-An 温室開放イベント】

Bali-An園芸部さんはインドネシアからの苗を輸入販売されている業者さんです。

インスタライブやネット販売も精力的なので名前は知っていたし、昨年のボタニカルサーカスでも出店されていて、その時の圧倒的な物量が印象的でした。

 

volwoplant.hatenablog.com

 

残念ながら実店舗は閉店されてしまい、今後はオンラインやイベントに注力していくという事だったので、栽培現場である温室開放イベントなんて行かない手は無い!という事でカーシェアで東京から片道2時間かけて神奈川県にある住所非公開の温室に意気揚々と向かったのでした。

 

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温室イン温室の一際高湿度なブースにアンスが沢山ありました。ドラヤキ多め。

 

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とても大きなking of spades。すごい値段でしたが売約済みとのこと。

 

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放置栽培のジョエピー。ここまでデカいのは早々無い。

 

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スピリタスサンクチもデカい!マットな質感で落ち着いた雰囲気があり、本当に美しいフィロデンドロンです。

 

所狭しとアロイドを始めとしたレアプランツで埋め尽くされており、その一つ一つをじっくりと観察していたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。

僕は当初から目当てにしていた、アンスリウムのドラヤキとking of spadesの子株を数十鉢の中から吟味して良心的な値段で購入できました。

 

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思えば、今回のKOSみたいな子株って今まで買ったことがなかったのでこれからどんな表現になっていくのか本当に楽しみで、丁寧に育ててあげようという気持ちが一際強くなりました。

 

***

2月はこんな感じです。

来月以降も楽しみな植物イベントが控えており、置き場所の確保も大変ですが、とりあえず買ってから考えるスタンスは崩さず楽しみたいと思います。

ではまた!

 

 

 

 

 

 

機能 OR 見た目 MOSS POLE IS DEAD

〜今回紹介する商品や手法、全てに最大のリスペクトを込めて〜

 

支柱ってどうしてますか?

僕はインスタでの投稿でもたまに触れるのですが、この問題にずっと悩み続けています。

何故なら、植物の支柱って機能性と見た目の両立が難しいと感じていて、その最適なバランスがまだ自分の中で固まっていないからです。

我が家のヒエラルキーはインテリア>植物なので、見た目重視の手段を求められますがここで問題になるのが『生育環境を犠牲にしている』という事態との葛藤です。

 

我が家のスタイル

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これは我が家でよく取り入れている流木を支柱にしているフィロデンドロン・フロリダゴーストです。

見た目はナチュラルで、生け花に近い趣きがあり気に入っています。

が、気根が活着するわけでも無いのでそのうち葉が小さくなってしまい、自由奔放に育ってしまいコントロールも結構難しい印象です。

(流木を飛び出してからは謎に調子の良い新葉が展開しています…)

真っ直ぐでサイズも大きい流木って中々無いので、再現性は低いですがキマった時のビジュアルはピカイチです。

 

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これはホームセンターで買った木材を支柱にしているモンステラ・シルテペカナ。登るにつれて葉が小さくなっているのがよく分かります。

結局ただの棒なんで、水苔みたいにすぐ乾いてしまって保湿に気を使う必要もないので管理面では楽なんですけどね。

 

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バージンコルクを土台にして、水苔を根元に添えたフィロデンドロン・ピンクプリンセス。自立しづらい植物の足元のみ支えていル感じですが、これもナチュラルで面白い。細長くてちょうど良い形のバージンコルクがあれば、そこに水苔を詰めて原始的なモスポールにしても良いと思います。

 

モスポールに対する見解

当たり前ですが、気根を出して登る植物は水苔や用土など保水性のある材で誘導してあげれば葉のサイズアップしますし、特に『ねこの登り棒』のような活着させる範囲が限定されているタイプの支柱であれば、葉の向きもベストな状態に近づけやすいはずです。モスポールって外す時に気根が中に入り込んでしまって厄介な事になるパターンが多いので、外しやすさの面でも良いですよね。

しかし、正直ザ・園芸資材の雰囲気が強すぎて、部屋の中に置く植物に取り入れるのは個人的には躊躇してしまいます。

(機能性の面では絶対に良い物なので、一つは試してみたい気持ちでいっぱいですが)

 

ねこ以前の古典的なモスポールは僕も以前取り入れてはいて、鉢底網に水苔を巻いた海苔巻きスタイルの物を使っていました。これはやっぱり生育には結構良かったです。手作りなのでラフな雰囲気もあり、嫌いでは無かった。

 

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海外はモスポールの種類も豊富ですね。

透明タイプは来年日本でも流行りそう。ハニカム型や連結型など、モダンなデザインで海外園芸の雰囲気があり、部屋の雰囲気に合うなら取り入れてみても良いかもです。

 

これからの取り組み

そんなモスポールですが、取り木をする時の面倒さを解消するアップデートとして少し気になっているものがあります。

 

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水苔剥き出しのモスポールですね。これはかなり自然な雰囲気で良いです。なんとなくパルダリウムからの影響を感じます。

何かしら連結できる支柱を見つけてきて、水苔をテグスで巻き付ければ出来そうですね。これは来シーズンからやってみたいなと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

気になった支柱はありましたか?

機能性と見た目のバランスは人それぞれ好みが違うと思うので、自分にとって一番ちょうどいい方法を模索しながら楽しみましょう。

 

※※※

 

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IKEAグリーンハウスキャビネットのアップデート(おまけあり)

こんにちは。

12月に入り、東京は本格的に朝晩は冷え込むようになりましたね。ちなみに本日、朝6時の段階の室内は15度でした。

 

我が家のアロイド達はまだストレスカラーを出しているものはほぼありませんが、成育スピードは明らかに鈍化しており、水やりの頻度も徐々に少なくし始めています。

水やり時は前回の冬同様、鉄力あくあとHB-101のセットで葉緑素の生成をサポート、今回からは毎日の葉水にも鉄力アクアを薄く希釈したものを加えており様子を見ているところです。

volwoplant.hatenablog.com

ちなみに、葉水はキャビネット内のみでキャビネット外で常湿管理になっている植物には葉水はしない派です。理由は床が濡れて拭くのが単純にめんどくさいから…水やり時にシャワーで葉をかなり洗うのでまあ良しとしています。

いい加減、加湿器も出さないといけません(植物というより人間のために)

 

そんなこんなでキャビネット内の機材をアップデートしましたのでご紹介します。最後には、最近ラボ的に活用しているエリアについても少し触れたいと思います。

 

育成ライト

Greensindoor社のパネルライトからBrim社のPANEL Aに変更しました。

 

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特に不具合があったわけではないのですが、つばささんの某記事を拝見してキャビネット内で使用していることもあり安全性を求めて買い替えた感じです。

plantscaudex.hatenablog.com

 

件のパネルライトは取り外したあと確認しましたが、特にドライバの焼けこげなどは確認できませんでした。

おそらくなのですが、ファンの風がドライバに当たっており、常に冷却されていたため?と推測してみたり、個体差もあるかもしれません。

 

遮光ネット

あと、ライトの交換タイミングで遮光処理もしてみました。

というのも、遮光無しのライト直下で育てたアンスリウム・ルクスリアンスの新葉がかなり明るい緑になったので、これは明るすぎるからじゃないかと思ったわけです。

 

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こんな感じでメッシュパネルに遮光ネットを敷いて、シェードにしています。

PANEL Aの吊り下げ部分をうまく流用して、割とスマートに仕上がったと思いますがいかがでしょうか。

これはアロイドバカでか育成お兄さんこと、シドニープラントガイさんのキャビネット動画を参考にしました。

 

www.youtube.com

 

遮光ネットには遮光率30%の寒冷紗を3枚重ねで使用しておりますが、実際に使用してみて分かった想定外の問題が…

 

遮光なし

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20,780lxs

 

遮光あり

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15,730lxs

 

そんなに変わってない笑

20,000×0.7×0.7×0.7で6,860くらいになると考えてましたが、全然そんなことありませんでした。

できれば最大値は10,000lxsくらいに抑えたいので、遮光ネットの変更に関しては植物の調子を見ながら検討していきます。

 

隙間対策

キャビネット本体であるこのルードスタ、結構隙間が大きいです。

これをある程度埋める事で格段に保湿の持続力が上がるので早くやっておくべきでした。

 

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(汚くてすいません)

 

埋めるとこんな感じです。

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ダイソーに売ってるこちらの商品がいい感じでした。

 

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今後の予定

細かい部分ですが、底面に敷いている発泡スチロールがボロボロになっているのでスタイロに変えたいです。加温対策に保温シートを敷くことも考えていましたが、加湿環境下で底面に電化製品を敷くのは少し安全面で大丈夫かなと思ってしまったのでペンディングです。前回同様、天面に付けられる暖突をおまじない程度に使用しています。

 

ラボ

螺旋階段下のスペースが余っていたので、ラボとして発根管理や弱った株の養生場所として設備を整えました。

 

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用意したのは

・送風機

・育成ライト(バータイプ)

・保温シート

三種の神器ですね。

階段位はマグネットが付くので、とても簡単に設置できました。

保温シートは見た目がインテリアには馴染まないので敬遠気味でしたが、ここならあまり目に付かないし、ラボなので逆にいいかなと。

直接シートと鉢が触れるのは温度が上がりすぎな気がして好きではないので、すのこやトレーを間に挟むようにしています。

グロリオーサムは葉が出るたびに小さくなってしまっていたので、ラボ行きにしたところ、このタイミングでだいぶサイズアップした新葉を展開中です!

 

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あとは最近買ったお気に入り、奇想天外もラボで越冬させてみます。高価ですし、少しコツが入りそうな品種な気がするので慎重にやってみます。

 

ここからさらに寒くなってきます。

できる限り対策して、耐え忍びましょう。

 

※※※

 

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最近気になる/インテリアに取り入れたい植物のこと

こんにちは。

 

少し前に気になるアロイドについて記事を書きましたが、今見ると何を当たり前のことをというような内容で少し恥ずかしくなります。

 

植物をやっている方なら伝わると思いますが、半年くらいの時間経過でかなり知識量に差が出ますよね。園芸は本当に一生勉強という感じです。

2022年の後半くらいからアロイドに興味を持ち始め、今年はアンスリウムを中心に色々な知識を吸収することができました。しかし同時に、入手の難易度や価格帯、綺麗に育てる難しさもよく分かり、IKEAキャビネットも満員に近いのでそう易々と増やすことはできない状況です。

 

最近リビングの模様替えをして西向きの窓辺にシェルフを置いたので、植物を置ける場所が突如出現しました。

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そのシェルフはダイニングテーブルにも近いので、全体の雰囲気を侵食せず、しかしユニークな植物を何点か置きたいなと考えています。

あと、これは収集家の悲しい性だとは思いますが、そこまで出回っていない希少性も正直な話、重要なポイント。

そんな視点で何かないかな〜とInstagramを隅から隅まで探し続けることが多いですが、アロイドという選択は少し迫力がありすぎて、主張がありすぎる感じがするので今回はアロイド以外で楽しめそうな植物を紹介します。

 

 

Dioon edule

 
 
 
 
 
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葉は1、2枚程度で抜け感のある雰囲気を出すのが良い感じです。吸い込まれるような青みがかかった葉色も素晴らしい。

これは本来の姿に育て上げていくというより、画像のような状態をキープしていきたい。ただ、外で管理してあげた方が嬉しいんだろうなあ、というジレンマはありです。

 

Erythrina vespertilio

 
 
 
 
 
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この葉っぱ、どうですか?最高じゃないですか?パッシフローラにも通じる今にも飛び立ちそうな形で、あんまり見ることはない品種ですよね。

実はマメ科塊根植物で、これも外で育てた方がこれもよろしい。

 

Elaphoglossum metallicum

 
 
 
 
 
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最初に紹介したディオーンと似たような方向性で、これも少ない葉数で控えめに楽しみたいです。青系でメタリックな葉色が良さげです。

これはシダなので室内環境でもいけそうですがどうですかね。

 

今回紹介した植物は棚の上に3〜4号鉢程度でシェルフの上に飾りやすいサイズ感で楽しめてコンパクトにまとめやすい品種を選んでみました。

実際に育ててみて初めて学べることも多く知識もつくと思うので、まずは見た目で植物を選んでみることはすごく大切なことだと思います。

さらに、最近は田町の某イベントの動画を見すぎて、アガベにも少し興味が出てきました。(輸入株に関して、最近色々問題が起きているようですが…)

 

園芸に終わりはないので、どんどん守備範囲を広げていきましょう。

 

 

※※※

 

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【イベントレポート】アロイド好きがBotanical Circus4に行ってきました(後編)

前編の続きです。

 

謎のフィロにジャブを喰らったあと、さらに素晴らしい植物に出会います。

完全に急所直撃、これはもう買うしかないやつでした。

前編で触れましたが、諸事情により大きな買い物はしたくないとは言いつつ、実はメルカリで植物を売って増やした小銭だけは握っていました。その少ない予算とちょうど同じ値段だった事もあり、久々にアガる購買体験をしました。

そんな感じで購入したのはこちら。

 

Rhaphidophora megasperma

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え、なにこれ普通すぎ…と思いますよね。

しかし成熟した葉の奇妙さは格別です。

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以前欲しい植物として紹介していたラフィドフォラ・フォラミニフェラと似ていますが、こちらの方が明らかに細葉です。情報が少ないため、混同してしまっているような気もしますが、ラフィドフォラらしい葉の艶感に絶妙としか言いようのない窓のバランス、完璧です。

これは大切に育てて、良い感じに仕立てたいです。

ひとまず時期的に春まではキャビネットでこのまま様子を見て、用土に植え替える時に支柱を立てようと思います。

Plants Baseさん、一気にファンになってしまいました。

 

BALI-AN園芸部さん

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ここまで沢山の鉢植えのアンスリウムが一堂に会している様子を初めて生で見ることが出来ました。

らん展でお世話になっているエクアドルの野菜売り場とはまた違う良さというか、普通にこっちの方が良いです。

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KOS × レッドクリスタリナムが大量に…素晴らしい。

しかし僕は既に使えるお金がないため、次回リベンジです。

 

他のブースでも、面白いものが沢山見れました。

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お見事なベイチー。

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スキンダプサスは当分グイグイ来そう。

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パピリラミナムのハイブリッド。これも良い株でした。

 

大体こんな感じでした。

普段あまりまじまじと見ないビカクシダやアガベも目に焼き付けて、会場を後にしました。

 

総括

アロイド側の人間としてはそりゃもちろんもっと沢山ブースがあれば嬉しい限りですが、素晴らしい出店者さんが良い商品を出されていたので満足度は高かったです。

そしてあのラフィを購入出来た事、やはりリアルイベントじゃないとああいう出会いは起きづらいし、買えた嬉しさも全然違います。

 

イベント自体は当然大盛況のようでしたので、きっと次回も開催されるはず。その時はまた奥の別室で、アロイド達に会いたいですね。


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以上です!

 

※※※

 

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【イベントレポート】アロイド好きがBotanical Circus4に行ってきました(前編)

寒暖差が激しい最近の東京、いちいち気温に振り回されるのも面倒なのでベランダの夏型たちは全て室内に取り込んでしまいました。

みなさんの地域はいかがでしょうか。

 

そんな秋真っ盛りで毎週末のように植物イベントが開催されていますね。

僕は情報をキャッチするのが遅く、いつも植物イベントの開催を終了後に知って悔しい思いをする事が多かったのですが、今回はしっかり事前に把握して行ってきました『Botanical Circus 4』!

 

けど実際、この手のイベントって足を運ぶまでには至らないことが多かったんです。

それというのもビカク、塊根、アガベあたりがマジョリティになりがちで、そっちの方面にはあまり熱がないからという理由が結構大きいです。

関西方面のアロイド系が多く集まるイベントには遠征してみたいと常々思いますが中々実行に移せず、五反田BBとらん展などのトラディショナルなイベントしか経験が無い状態でした。

 

しかし、今回のBotanical Circusは前からSNSはチェックしていたBALI-AN園芸部さん、Plants Baseさんがアロイド系を中心に出品されるとの事でこれは行くしか無い!となったのでした。

しかししかし、さらに個人的な事情なので詳細は差し控えますが現在大きな買い物は差し控えたい状況で、植物はもちろん購入制限中の身。果たして誘惑に耐えられるのか、なら行かない方が良いんじゃないか、という話ですが、そこは蒐集家の悲しい性、行った後悔より行かなかった後悔の方が嫌じゃないですか?

そんな葛藤の中で行った、イベントのレポートです。


メイン会場の様子

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来場者が多く、顔が写っていない使える写真がこれくらいしかありませんでした。

原宿と代々木の間くらいに位置する開放的な会場の半分以上はビカクシダのブースでしたが、植物館レベルの株も多数あり、買える方にとっては天国に近いだろうなという印象です。

ビカクシダは水苔で仕立てる訳ですが、もふもふの鞠のようなまん丸に仕上がっていて、そっちの方に随分目が行きました。

 

アロイド系のブースへ

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ジメジメ系と塊根植物などは別室になっていて、花形の塊根系が置くというのも珍しい気がしました。やはりビカクがメインのイベントなんだと改めて感じます。

しかし、そのメインストリームとは別ベクトルな雰囲気が、コロコロよりボンボン派だった僕には結構刺さります。

 

Plants Baseさん

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相模大野に実店舗があるショップさんですね。

カップに入った小ぶりの植物や水差しの植物が多数並んでいるのでとても見応えがあり、手に取りやすい価格帯だったこともあって見た瞬間うわ最高、、という感じでした。

特に良かったのは全然人気のなさそうな謎草(褒めてます)がしれっと置いてあった事です。

 

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これはフィロデンドロンのSPです。結構安かった。

深めに入った葉脈がフィロデンドロン・カローサムに似ていると感じましたが、葉先や厚みが微妙に違うかも。カローサムは今最も欲しい植物の一つです。

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これがカローサムの葉。肉厚で吸い込まれるような葉脈が美しいです。

派手さは全くありませんが、こういう種類に最近興味がある僕には最高の出会いです。

そしてこれだけに留まらず、さらに魅力的な謎草に僕はこの後出会うことになるのでした(長くなったので、後編に続きます)。

 

後編では購入した植物(購入制限中では?)やアロイド系の出品をされていた他のショップさんの紹介をします。

それではまた。

 

 

※※※

 

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【2023AW】グリーンデザイン最新トレンド【コリアン徒長盆栽スタイル】とは

久しぶりの更新です。

仕事がとてもバタバタしていたこともあって、書きたいことがまとめれらずに半年以上経っていました…

その時その時に考えていたことを記録しておきたくてこのブログを始めているので、これからはそこまで深く考えずゆるめに更新していければいいかなと思います。

 

今回のテーマはタイトルの通り、海外の植物系YouTubeInstagramを常日頃からウォッチしている僕の主観である最新トレンドを紹介します。

 

その名も

コリアン徒長盆栽スタイル

 

前提として、この名称は正式なものではなく僕が勝手に付けただけです。

どんなものかというと、こんな感じ。

www.instagram.com

www.instagram.com

 

これらのようにヒョロッと間伸びした幹が印象的で、申し訳程度の葉がついているような仕立て方を指します。

ここ最近韓国の植物アカウントを中心によく見られるようになり、今まで不健康で歓迎されなかった徒長したような見た目をあえて強調することで盆栽的な侘び寂びを感じさせるスタイルです

このスタイルの良いところは、高いデザイン性もさる事ながら窓から遠く日光が届きづらい場所でも植物を置くことができる、という自由度の高さです。

主張し過ぎないため、インテリアとも調和させやすいため流行しているのだと思います。

使用する植物は木質の幹がある種類であれば、なんでも好きなものを選んで良いでしょう。自身の幹姿で勝負をしたいので、支柱を立てないと自立できない蔓性や登はん性の植物では難しいかもしれません。

僕が見てきた中ではオリーブ(!)を使っているパターンもありました。

フィカス全般も良いですね。というか、そこまで植物を育てることが上手くない人の家でナチュラルにこのスタイルになってしまっていること、ありそうじゃないですか。

 

ちなみに、このスタイルはもちろん韓国だけでなく欧米でも似たようなものが見られます。

www.instagram.com

www.instagram.com

欧米ではドラセナを使用していることが多いイメージです。

ドラセナは元々曲木で楽しむ文化もあるので、うってつけの植物かもしれませんね。

個人的にはこのドラセナを使用した仕立て方が最も気になっており、自宅にも取り入れたいと思えるスタイルです。

 

いかがでしたでしょうか。

今回のスタイルを取り入れて、植物を置く場所の選択肢が増えたら楽しいですよね。

ではまた。

 

 

※※※

 

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