ボルオのブログ

観葉植物との日々

機能 OR 見た目 MOSS POLE IS DEAD

〜今回紹介する商品や手法、全てに最大のリスペクトを込めて〜

 

支柱ってどうしてますか?

僕はインスタでの投稿でもたまに触れるのですが、この問題にずっと悩み続けています。

何故なら、植物の支柱って機能性と見た目の両立が難しいと感じていて、その最適なバランスがまだ自分の中で固まっていないからです。

我が家のヒエラルキーはインテリア>植物なので、見た目重視の手段を求められますがここで問題になるのが『生育環境を犠牲にしている』という事態との葛藤です。

 

我が家のスタイル

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これは我が家でよく取り入れている流木を支柱にしているフィロデンドロン・フロリダゴーストです。

見た目はナチュラルで、生け花に近い趣きがあり気に入っています。

が、気根が活着するわけでも無いのでそのうち葉が小さくなってしまい、自由奔放に育ってしまいコントロールも結構難しい印象です。

(流木を飛び出してからは謎に調子の良い新葉が展開しています…)

真っ直ぐでサイズも大きい流木って中々無いので、再現性は低いですがキマった時のビジュアルはピカイチです。

 

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これはホームセンターで買った木材を支柱にしているモンステラ・シルテペカナ。登るにつれて葉が小さくなっているのがよく分かります。

結局ただの棒なんで、水苔みたいにすぐ乾いてしまって保湿に気を使う必要もないので管理面では楽なんですけどね。

 

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バージンコルクを土台にして、水苔を根元に添えたフィロデンドロン・ピンクプリンセス。自立しづらい植物の足元のみ支えていル感じですが、これもナチュラルで面白い。細長くてちょうど良い形のバージンコルクがあれば、そこに水苔を詰めて原始的なモスポールにしても良いと思います。

 

モスポールに対する見解

当たり前ですが、気根を出して登る植物は水苔や用土など保水性のある材で誘導してあげれば葉のサイズアップしますし、特に『ねこの登り棒』のような活着させる範囲が限定されているタイプの支柱であれば、葉の向きもベストな状態に近づけやすいはずです。モスポールって外す時に気根が中に入り込んでしまって厄介な事になるパターンが多いので、外しやすさの面でも良いですよね。

しかし、正直ザ・園芸資材の雰囲気が強すぎて、部屋の中に置く植物に取り入れるのは個人的には躊躇してしまいます。

(機能性の面では絶対に良い物なので、一つは試してみたい気持ちでいっぱいですが)

 

ねこ以前の古典的なモスポールは僕も以前取り入れてはいて、鉢底網に水苔を巻いた海苔巻きスタイルの物を使っていました。これはやっぱり生育には結構良かったです。手作りなのでラフな雰囲気もあり、嫌いでは無かった。

 

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海外はモスポールの種類も豊富ですね。

透明タイプは来年日本でも流行りそう。ハニカム型や連結型など、モダンなデザインで海外園芸の雰囲気があり、部屋の雰囲気に合うなら取り入れてみても良いかもです。

 

これからの取り組み

そんなモスポールですが、取り木をする時の面倒さを解消するアップデートとして少し気になっているものがあります。

 

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水苔剥き出しのモスポールですね。これはかなり自然な雰囲気で良いです。なんとなくパルダリウムからの影響を感じます。

何かしら連結できる支柱を見つけてきて、水苔をテグスで巻き付ければ出来そうですね。これは来シーズンからやってみたいなと思います。

 

いかがでしたでしょうか。

気になった支柱はありましたか?

機能性と見た目のバランスは人それぞれ好みが違うと思うので、自分にとって一番ちょうどいい方法を模索しながら楽しみましょう。

 

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