初めての投稿です。
東京の南の方で観葉植物を育てているボルオという者です。2020年後半から植物にハマり始め、昔からのコレクター気質も相まって今はアロイドを中心に珍しい植物を集めています。
Instagramではインテリア的な側面が強い『なんか良い感じに撮れた』写真を載せていますが、このブログでは生長記録やイベントレポートみたいな長めの文章を残していきます。
植物ってのめり込むとものすごいスピードで知識や技術が更新されていくと思っていて、半年前の自分と今の自分では全然視点が違うんです。
だから後から見返したらきっとすごい面白いだろうし、自分と同じような植物を育てている人にとっても有益な情報になったら良いな、と思います。
IKEAグリーンハウスキャビネット
自宅のIKEAグリーンハウスキャビネットについてご紹介します。
海外の園芸家の間ではかなりメジャーな、DIY室内温室です。
キャビネット内には送風機(PCファン)や育成ライト、暖房器具などを取り付けており、背面にホールソーで穴を開ける手間を乗り越えさえすれば誰にでも出来るとても簡単なものだと思います。
温度と湿度
湿度の維持力は申し分なく、下手すると冬は湿度30%を切る自宅でも、朝の葉水だけで70%程度を常に維持できるのはアロイド系などの熱帯植物栽培家にとっては魅力的なことだと思います。
反面、サイズが大きいので中途半端な暖房設備だとほとんど効果が無いのが悩みです。
今は暖突のSサイズを一個だけ天面に取り付けていますが正直微妙…な感じです。
器具付近は暖かいですが、底面は加温効果は得られず、明け方は5℃を下回ってしまう自宅の環境では無力でした。
ここ1週間の状況。平均温度でやっと15℃、アロイドは15℃を下回ると途端に調子を崩し始める。湿度の最低ラインは水やりなどのケア時に扉を開け放していた影響。
そんな中、先日の都内にやってきた寒波の影響をモロに受け、Anthurium warocqueanumが一発で葉が黄斑してしまう事態が発生。
寒暖差の激しさに、体調を崩すのは人も植物も同じです。
もう今季はこのままで行こうと思いますが、次の秋には加温対策は抜本的に見直さないとダメですね。今の所考えているのは
底面(スチール)→スタイロ(黒に塗り直し)→育苗用保温マットの順番で敷き詰め、底面からの加温もする。
これなら熱伝導で保温マットの温度が外に逃げるのをある程度防げると思うのですが、マットが丸見えというのが美的にNGなのも事実。スタイロとマットを入れ替えれば解決出来そうだけど、そうすると加温効果はかなり落ちてしまいそうな予感もします。このあたりは両方試しながら、見た目と温度、どっちを優先するか決めていかないといけません。ちょうど良いサイズの保温マットを探したりしながら、来季へのチャレンジとしてペンディングしておきましょう。
そろそろやってくる春シーズンでのアップデート予定は2点です。
- 半透明ナーセリーポットへの植え替え
- 右側面にメッシュパネル設置
なぜ半透明か
植え替えに関しては完全な自己満なのですが、白いプラ鉢が少し悪目立ちしているのでデザイン的に唯一許している半透明のナーセリーポットに統一できる所から変えていこうかと。
半透明のポットで海外では良くあると思うんですが、日本だとあまり見かけないですよね。
根や土の状態も分かるし、見た目もすっきりしていて好きなのですが全然売っていないので少し割高ですがAmazonで海外からの輸入製品を買っています。
ポリポットのこだわりに関しては別の機会にご紹介したい。
ちなみにメッシュパネルは小さめの苗なんかを置くスペースを増設したいというシンプルな目的ですが、配置のバランスにも大胆さが出て格好良くなると思います。これも取り付け方は工夫が必要そうなので素材を集めながら考えていく感じです。
書き出したらキリがないだろうなと思ってはいましたが、案の定初回から設置のことだけでも随分と長文になってしまいました。
まだまだ書き足りませんが、とりあえず今回はこんなところで終わりです。
また次回!
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